北大阪医療生活協同組合
人の暮らしと、地域に根ざした 生涯医療
福島復興支援『職員de復興支援』

2024.11.21

私達、北大阪医療生活協同組合は大阪府生活協同組合連合会(以下、大阪府生協連)の一員として日々活動しています。

大阪府生協連では東日本大震災の被災地視察研修を開催しており、昨年も今年も当生協より数名が参加しました。

視察研修内容を班長会という地域の組合員様との交流の場で報告致しましたが、その際、「今我々が被災地支援として出来ることは何か」をグループワークのテーマに

意見交換しました。「ふるさと納税しています」「スーパーで被災地の物を購入したいと思います」色々な意見が出た中で、当院の栄養管理部が「被災地より購入した食材で病院給食を提供します」と提案、これが『職員de復興支援』の始まりです。

ただ、被災地の食品業者様と面識があるわけでもなく・・・そんな時に協力いただいたのが、大阪府生協連をはじめ全国にある生協連の皆様です。

能登半島被災地支援に関しては落ち着きを取り戻していない現状では逆に商店の方々へ迷惑がかかると考え、福島原発周辺地域への支援をすることと致しました。

みやぎ生活協同組合コープふくしまの皆様、福島中央青果卸売販売株式会社の皆様、相馬双葉漁業協同組合の皆様、食材提供と福島の方々との『つながり』を作っていただき,

本当に感謝です。

オンライン会議で意見交換をし、購入する食材、当日のメニューを決めました。

メニューは以下の通りです。

★新米ごはん

★カレイから揚げ

★磯巻き玉子

★いか人参

★ざくざく(福島の郷土料理の汁物)

★りんご

全て福島県産の食材です。





おいしい食材ありがとうございました。 今回が初めての取組みでしたのでまずは職員給食として、11/18の昼食時に提供しました。

食材費は当生協より販売業者様へお支払い、目に見える関係を重視しました。 また、この日一日限りの募金活動を職員より募りました。

こちらの募金は大阪府生協連を中心に活動されている能登半島被災地ボランティア活動の活動支援金として寄付。

当生協で発行している機関紙「つどい」に福島視察研修報告を掲載しています。 視察者の総括として被災地支援では『一人一人が関心を持って見守っていくこと』とありました。今回の活動を通して少しでも多くの人の想いに繋がればと思います。