北大阪医療生活協同組合
人の暮らしと、地域に根ざした 生涯医療
口腔ケアの勉強会

2020.02.21

照葉の里 箕面病院は、「いつまでも口から食べる」ことを大切にしています。その一環として、2017年度より摂食嚥下サポートチーム(SST)を立ち上げました。発足当初は、摂食嚥下のサポートを中心に活動してきましたが、今年度より、SSTは、摂食機能チームと口腔ケアチームにわかれていて活動しています。口腔ケアチームは、「食べられる口」を維持するための口腔ケア実施マニュアルを作成し、全病棟均一的なケアを提供できるよう努めています。「口の中は、看護介護の鏡」ととらえ、口腔ケアを充実し、箕面病院のおいしい治療食を食べてもらい元気になってもらいたい思いのもと、他職種一丸となって取り組んでいます。

2月19日、『なぜ口腔ケアをするのか?なぜ必要なのか?』実技研修も加えての勉強会を行いました。講義のあと、皆さんに、うがいをしてもらい、自分のお口の中の汚れチェックから始まり、スポンジブラシに口腔ケアジェルを塗布し、実際に自分で口腔内ブラッシングとマッサージを行ってもらいました。ジェルの味、どれぐらいの量が妥当なのか?唾液の出方など、実習から得た情報は今後のケアに役立つと思います。これからも、定期的に口腔ケア勉強会を行い、患者様が気持ちよく食事ができるお口つくりに力を入れていきたいです。