病院長 日裏 彰人
診療科目 | 氏名 | 専門領域 | 専門資格及び所属学会 | |
内科 | 日裏 彰人 | 院長 | 消化器外科 | 外科学会認定外科医・消化器外科学会指導医 |
内科 | 川本 博司 | 副院長 | 消化器内科 | 内科学会・消化器病学会・消化器内視鏡学会 |
内科 | 高須 太三郎 | 副院長 | 呼吸器内科 | 内科学会認定内科医・呼吸器専門医 |
内科 | 西林 宏之 | 消化器内科 | 内科学会認定内科医・総合内科専門医・消化器病学会専門医・消化器内視鏡学会専門医 | |
内科 | 澤田 仁 | 一般内科 |
内科学会総合内科専門医・リウマチ学会専門医 臨床免疫学会免疫療法認定医 |
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内科 | 河井 百合子 | 一般内科 | 糖尿病学会 | |
整形外科 | 石田 通暁 | 整形外科 |
整形外科学会専門医・リウマチ学会専門医 リハビリテーション医学会認定臨床医 |
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皮膚科 | 朝隅 美紀子 | 皮膚科 | 皮膚科学会 | |
内科 | 土田 尚子 | 一般内科 | 内科学会認定内科医 |
看護部長 本多 玲子
【看護部理念】 | 人権を尊重した安全で安心できる質の高い看護・介護を提供し、健やかな療養生活を支援します。 |
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外来診療では院外処方の多くなった昨今ですが、当院では『院内処方』を採用、診察のあと薬局窓口でお薬を受け取れます。薬の多い患者様では一包化など服薬支援を行っており、薬局窓口ではお薬の相談にも対応しておりますのでお気軽に声をおかけください。
入院診療では病棟薬剤師が患者様の症状や服薬状況を把握し、薬の効果や副作用などの薬学的管理や服薬指導を行っています。チーム医療の一員として患者様ひとりひとりに寄り添い、個々の特性に応じた薬物療法を提供しています。
また高齢の患者様は薬の種類が多くなる傾向にあります。一般的に薬の種類が多いと有害事象が増える(ポリファーマシー)と言われています。当院では減薬の取り組みを行い、安全な薬物治療の提供に努めています。
検査科では患者様の病態診断や、治療方針の効果を見極めるために、検体検査(血液や尿・便など)や生理検査(心電図・超音波検査・血圧脈波検査・肺機能検査など)を行っています。
正確で迅速な検査を院内で実施し、地域医療に貢献できるよう努めています。
癌などの病気の早期発見・早期治療を目指して、検診に力をいれています。病変が疑われた場合は、CTや胃カメラなどによる精査が可能です。
また、入院患者様の容態に合わせてレントゲン撮影を迅速に行い、肺炎などの病変の早期発見・診断に取り組んでいます。
~充実した職員体制を確保し、質の高いリハビリテーションを提供します~
入院患者様に対しては主治医・リハビリテーション医・病棟が連携し、継続したリハビリテーションを提供しています。
外来患者様に対しては近隣病院での手術後の対応の他、様々な疾患に対して在宅生活を健やかに過ごせるようなリハビリテーションを提供しています。
医師
日裏 彰人(日本外科学会指導医 リハビリテーション医)
高齢者の場合、急性期の病院に入院・治療を受けた後、回復しても寝たきりになったり食べられなくなったりして、元の生活に戻れない方が多くみられます。
当院のリハビリテーションは、看護部や栄養管理部などと横のつながりを重視したチーム医療で、患者様の残っているポテンシャルを引きだしてあげるということを進めています。
2020年より外来リハビリテーションを本格稼働しております。地域住民の皆様の機能回復に貢献できればと考えております。
石田 通暁(日本整形外科学会整形外科専門医 日本リハビリテーション医学会認定臨床医)
現在、担当医師2名、理学療法士4名、作業療法士3名、言語聴覚士3名の体制で、入院患者様と外来患者様を対象に、機能回復訓練を中心とした質の高いリハビリテーションを提供しています。
また職員の専門性向上のために外部研修会・学会にも積極的に参加(2023年度実績45件)しています。
理学療法部門 目標
療養病床の患者様は骨折や脳卒中等により四肢の障害が生じているだけでなく、呼吸・循環器疾患などの障害を重複していることが多いです。
このような病状を踏まえ『寝たきりにしない』『最後まで楽に呼吸をして頂く』『褥瘡をつくらない』ことを目標に、病棟と連携した理学療法を提供しています。
作業療法部門 目標
入院時に全ての患者様とご家族様に、今までの生活や出来事の話をお伺いさせて頂きます。
そして、患者様・ご家族様がやりたいと思われている事、できるようになりたい事を可能な限り実現していけるように、様々な職種と連携してご希望の実現に向けて取り組んでいます。
言語聴覚部門 目標
当院では他院の嚥下評価で食事が難しいと説明された方にも、再度嚥下検査をします。
食べられる力がある人を見逃さないよう≪セーフティーネット≫としての役割を第1に考えています。
また『お食い締め』を行うなど、
療養型病院であるからこそ必要な《食》支援にSTでは日々取り組んでいます。
外来リハビリテーションをご希望の患者様へ
外来リハビリテーションをご希望の方は当院リハビリテーション科までお気軽にお問い合わせ願います。
必要に応じて整形外科をご受診いただき、医師の診察に基づいてリハビリテーションの処方を致します。
「食事は食べるくすりです」をモットーに創立以来、
かつお、昆布、煮干しの天然だしにこだわり、家庭の味を目指し直営で運営しています。
◆食事
*「安心で安全な食事」患者様の要望を取り入れた365日サイクルメニューを、すべて手作りで提供します。
*嚥下食から普通食まで、患者様の状態に適した形態・要望を調理師・栄養士がきめ細やかに対応しています。
◆行事
*季節ごとの行事(春のお花見・夏祭り・クリスマス会等)、毎月のお誕生日食、手作りおやつ等、療養生活に潤いを感じていただけるイベントを、病棟と共に取り組んでいます。
*月一カフェの開催を始め、淹れ立てのコーヒーを各病棟ごとに楽しんでいただいています。
◆栄養指導
*月1回の生活習慣病の集団指導は20年以上にわたり取り組んできました。
食事会形式で病態に適した食事を食べながら、量や味も学んでいただけます。
*個別指導も随時行っています。(本町、光風台診療所でも行っています。)
*退院時には家庭での食事の心配ごと等、なんでもご相談ください。
食べることが療養生活での喜びにつながる事を、スタッフ一同願っています。
地域連携室では患者様及び御家族様が抱えている療養に伴う様々な心配事、不安等について相談をお受けし、問題解決のお手伝いをさせていただきます。
近隣の病院・施設等との連携を密にし、地域の病院としての役割強化に努めております。
病院の窓口として笑顔で患者様と接し、また院内に於いてはコーディネーターとなるべく様々な情報収集に努めております。
医事受付は明るく元気よくをモットーに外来患者様及び周囲の状況把握に努め、その他にも、
患者様が過ごしやすい療養環境の保安維持に努めている設備担当や外来患者様を安全に送迎する運転士等、患者様第一で日々の業務に励んでおります。
~チーム医療を推進しています~
摂食嚥下サポートチーム(SST)
2017年に『口から食べる楽しみを最後まで』を合言葉に、医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・言語聴覚士・医事等の多職種からなる摂食嚥下サポートチーム(SST)が発足しました。
嚥下/口腔ケアラウンドや嚥下食の検討など食事に関する取り組みを多岐に渡り行っています。
嚥下ラウンドでは摂食嚥下障害が生じた人の食事場面をチームで回り、解決に向けて意見交換や助言を行います。
SST一同、患者様・家族様の思いに寄り添いどうすればより良い支援を行えるのか、いつも悩みますがその人にとって最善の≪食≫支援が行えるよう日々活動しています。
栄養サポートチーム(NST)
NSTとは栄養サポートチームのことです。
入院患者様の中には、病気や老化によって食べることができなくなる方がいらっしゃいます。
十分な栄養が摂れないと低栄養となり、感染症や床ずれなどをおこしやすくなるため、適切な栄養管理をしていくことは重要です。
当院では2023年10月よりNST活動を開始、低栄養の入院患者様を対象に多職種(医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・言語聴覚士など)で介入することにより、栄養状態が改善するようサポートしています。
呼吸ケアチーム(RST)
療養病院に入院する患者様は、誤嚥性肺炎を代表とした呼吸器の病気を合併することが多く、少なからず苦しい思いをする方もおられます。
そういった患者様が少しでも健やかに過ごしていただくためには、多職種でのチームアプローチが重要とされています。
このような状況を踏まえ、当院では看護師・介護士・理学療法士・言語聴覚士などを中心とする呼吸ケアチームが、患者様のポジショニング・食事形態・離床等の問題について意見を交わしたり、呼吸ケアに関する知識や技術の習得に取り組んでいます。
認知症ケアチーム(DCT)
認知症ケア全般を視野に2023年4月に発足し、ミニ勉強会や認知症患者様への対応方法の検討、病棟ラウンドなどを行っています。
指定の研修を終えた医師、認知症看護認定看護師、社会福祉士、薬剤師、リハビリスタッフをチーム員とし、より専門的・個別的な認知症患者様への対応方法などの検討も行っています。
立ち上げたばかりのチームですが、認知症患者様が最後までその人らしい生活を支援できるように努めています。
褥瘡対策チーム
褥瘡(床ずれ)対策委員会は医師、看護師、介護士、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、事務を含む多職種メンバーで構成されています。
活動内容としては、患者様の個別性を重視した褥瘡予防や治療のためのケア提供を目的に委員会の開催、褥瘡発生数の把握、定期的な回診や症例検討を行っています。
また全体で褥瘡マットの使用方法や褥瘡について勉強会を行い、褥瘡ケアの質向上に努めています。