- 1. 組合員・地域住民の健康と生活を守るために
- 2. すべてのひとに、よい医療を保障するために
- 3. 文化的な生活ができる社会保障制度拡充のために
- 4. 核も戦争もない平和で豊かな社会を実現するために
地域の保険医療、福祉ひとすじに協同の輪をひろげて半世紀、北大阪医療生活協同組合は「四つの方針」を基本に常に、
患者さんの立場にたった人間味あふれる真の医療を追求。
1993年には社会福祉法人翠明社 特別養護老人ホーム「照葉の里」を設立。
公的高齢者福祉への貢献にも努めています。
理事長:河井 和彦
私たち北大阪医療生活協同組合は消費生活協同組合法に基づき四つの方針のもと1955年11月25日に成立し、60年を超える長きにわたって地域医療に貢献してまいりました。医療機関としては4か所に存在し、1947年十三労働会館診療所から発展した十三病院(淀川区、108床の療養病床)、1964年設立より増改築を進めてきた照葉の里箕面病院(箕面市止々呂美、199床の療養病床)、1954年開設後移設発展した本町診療所(池田市栄本町)、1991年開設の光風台診療所(豊能町光風台)の連携で地域の医療活動を展開しています。さらには1992年に設立された社会福祉法人による特別老人ホーム照葉の里(箕面市止々呂美)とも協力し医療と介護の連携も深めています。
2025年に向けて今行政は地域医療構想の下、病院機能を4つに分類(高度急性期、急性期、回復期、慢性期)し、各病院の今後の地域における役割分担を整理統合しつつありますが、私たちは特に病院機能においては慢性期、高齢者の長期療養といった医療分野を担いながら、これからの社会的役割を果たしてゆきたいと考えています。診療所や病院外来としては四つの方針のもと、地域の住民健診活動や総合内科診療を中心とした「かかりつけ医」としての住民本位の医療展開を考えています。
今後は入院機能、外来機能、あるいは訪問診療機能、さらには介護福祉機能を一層有機的に組み合わせることにより、充実したシームレスな地域包括ケアシステム構築の中で地域の皆様にお役に立つことができますように頑張っていく所存です。